こんばんは、よっちです。


さて、我が家の次男はお絵かきが大好きです。
このホワイトボードは板面が広くて自由に描けるので、夢中になって遊んでくれます。

創作意欲の高い子供になりそうなんて期待しちゃいます。
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IKEA イーゼルという商品です。ホワイトボードと黒板が裏表になっている1台2役なお絵かきボードです。


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これ良くみると枠が、枠がァァァァァ!

落書きだらけΣ(´д`;)

この落書きをなんとかしようというのが今回の目標です。

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長男が幼少の頃に買ったものですので、それなりに年季が入っています。

このボード、黒板側は使うのがチョークなので汚れも大したことないのですが、ホワイトボード側はこの通り。使うのがペンなので拭いただけでは取れない落書きが無残に残ってしまっています。



妻から「枠に色塗ってよ」とリクエストがあり、それなら、ブライワックスを塗ったらカッコよくなるんじゃないかなって思ったわけです。



まずは、作業場に持って行ってサンディングしてみると、それだけで結構キレイに汚れが取れちゃいました。これは意外でした。

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汚れは取れたしこのままでもいいかな~って思ったのですが、木の枠になされていた何らかの塗装を剥がしてしまった状態です。このまま再度枠に落書きをされたら、それこそ染み込んでしまい、今度こそなかなか取れない汚れになってしまう事でしょう。

ネットで調べてみると商品説明にこんな記載を見つけました。透明アクリルラッカーが塗られていたようです。

木製パーツ/ 木製パーツ: パイン無垢材, 透明アクリルラッカー
ボード部分: アクリル塗装, 繊維板
ヒンジ/ ヒンジ: ポリアミド樹脂
ボード部分: ラミネート(メラミン仕上げ), 繊維板



ブライワックスは基本的に未塗装の状態の木に塗るものです。従ってラッカーをサンディングで落とさなければなりません。ブライワックスの商品説明には下記のように書かれています。

「ブライワックスは天然の蜜蝋を含んだワックスで、乾燥が早くほどんどの木材に使用いただけます。但し、ニス等がかかっていない状態の木材に限ります

はたしてうまく塗れるのか。枠にサンディングしている時もこの事は常に頭にありましたので、表面はそれなりに丁寧に、それこそ汚れ以上に塗装を落とすつもりでしっかりサンディングしていたのですが、だんだん体力的にも根気的にもきつくなってきて、裏面はかなりいい加減なサンディングになっていました。


少し塗ってみたところです。ここはしっかりサンディングした部分です。

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ブライワックスは1番好きな色、ジャコビアンを塗ってみました。



ところがどうでしょう、うまく塗れません(´;ω;`)


写真ではちょっと分かり辛いのですが、あの伸びやかなブライワックスがいつものように塗れないのです。なんていうか、色が乗らない上にダマになってしまい木に馴染んでいかないのです。塗った箇所はサンディングをかなりしっかりかけたつもりの場所です。

ちょっと塗り始めてすぐにこれはダメだと感じました。ブライワックスのいいところは、浸透性が高い事。むらなく塗れて、染み込んで木目をうまく引き立たせるところ。

しっかりとサンディングしたつもりの場所ですら染み込んでいかない。着色できない。これではいい加減なサンディングした裏面では何ともならないだろうと容易に想像できたのです。

最初に施されていたアクリルラッカーが簡単に落とせるものではないということが良く分かったのと同時に、無垢材の上でなければブライワックスの本領が発揮できないというのも良く分かりました。




さて、困りました。ここまで来てあとには戻れない。今ブライワックスを塗った場所は、再度サンディングして塗装を落としつつ、次なる策を考えてみました。



ヴィンテージワックス。


よっちはにはまだヴィンテージワックスがある!


ブライワックスの仕上がり感に比べ、正直ヴィンテージワックスの使い勝手はよっち的にはあまり評価が高くなかったのですが、というより、それほどブライワックスの使用感がたまらなくいいって事なんですが、今回はヴィンテージワックスの出番かも知れないと思ったわけです。

以前使った印象から、ヴィンテージワックスのほうが色が乗りやすいとは感じていました。ブライワックスに比べ染み込む感じが薄い分、表面に乗る感じが強いと感じていました。今回アクリルラッカーが取り切れていない状態であれば表面にての着色感が強いヴィンテージワックスなら、もう少しましに塗れるんじゃないかと思ったわけです。まあ、ヴィンテージワックスも、ブライワックスと同様に未塗装の木に塗るのが正しい使い方なのですが・・・。



でも、どうでしょう。予感は的中しました。いい感じに色がつきました。使った色はウォルナットです。

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ホワイトボード側もこんな感じです。写真のホワイトバランスが違うので枠の色目が違って見えますが実物は同じような色に塗れています。
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ブライワックスでは出来なかった塗装がヴィンテージワックスならできました。ヴィンテージワックスは乾きが遅いので2日経ってもべたべた感がありました。乾拭きでゴシゴシやってもなおベタつきを感じます。この点ブライワックスは乾拭きするとすぐにスベスベになるので、使い勝手ははやりブライワックスに軍配が上がりますが、万能ではないのを今回知ることができました。塗料をいくつか持ってると色々試せて楽しいです。

今日はこのへんで。

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