こんばんは。よっちです。

我が家族は一条工務店のi-smartという家に住んでいます。高気密・高断熱が売りで全館床暖房の快適な家です。非常に暖かく満足して住んでいます。一条工務店は注文住宅の棟数が今やセキスイハウスを抜き全メーカーの1位になろうかというところまで来ているようです。そんな人気のハウスメーカーですので、ひょっとしたらこの冬は築後最初の冬だよっていう人も一条工務店の顧客が一番多いかも知れません。そんな一条工務店の家で初めての冬を過ごしている方々に、ちょっとだけ先に住み始めた先輩から(←偉そうに( ゚Д゚))住み方のヒントみたいな話を提供できたらなと今日の投稿を書いております。


乾燥期になると気になってくるのが壁クロスの端の部分の切れ目。我が家も新築の最初の冬にはこの隙間がとても気になっていました。まだ目立ってない家でも、そのうちに目立ってくるかもしれません。今日の話は一条工務店のi-smartの一事例でしかありませんが、他のハウスメーカーにも似たような話があるのかも知れません。今日はそんな壁クロスの隙間について5回目の冬を過ごす我が家の今の状態を紹介したいと思います。


乾燥期になるとクロスの「すき」が気になってくる

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一条工務店で家を建てた方では床暖房の快適さで非常に高い満足感を得られる半面、部屋の乾燥が気になる方も少なくないと思います。そして新築時に家のあちこちに貼られていた注意書きステッカーが若干の不安を煽ります。

我が家は今年の冬でもう5回目となりますが、現在の新築の家でもこのステッカーが貼られているのでしょうか。

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気になるのは三番目のこの部分。

「一年を通じて、お部屋の湿度を40%~60%に維持してください。特に冬季の過乾燥は、クロスのすき、造作材の割れの原因になります」

しかし恐らく必ずや体感するであろう部屋の乾燥感。我が家はなにもしないと湿度30%くらいになっている時もありました。

「やばい、やばい加湿しなきゃ壁クロスが割れちゃう!」

冬場は特に風邪やインフルエンザ対策の意味もあるので適度な湿度に保つのは大切ですが、この一文は加湿しなきゃクロスが割れちゃうよ!っていう半ば脅迫感さえ覚えます。

よっちの一つ前の家は夏冬の寒暖差と乾燥でたぶんやられたんだと思いますが、壁クロスがビリビリになっていました。それはそれはもう、ビリビリ中のビリッビリ。(←いったいどんなんなん)

前の家の写真です。探して見つけたのはこの写真だけですが、実際はもっともっとビリビリの部屋がありました。
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クロスの隙間が気になれば修繕してくれます

今度の家ではあんな風になっては困るので、注意書きのように湿度を気にせざるを得ない生活が始まりました。我が家の引き渡しは2013年の10月初頭でしたが、11月から床暖房をつけ始め、本当に寒くなる1月は室内の乾燥をものすごく感じるようになってきて3台の加湿器を稼働させましましたし、一番広い居間では1日2回も2リットルタンクを詰め直すほどでした。しかしそれでも壁クロスは無常にも「すき」が現れ始め一度気になるとものすごく気になるようになってきました。

そんなおり、入居2か月訪問?で営業さんのアフター訪問を受けた際にクロスの隙が気になっていることを告げると、さっそく監督さんが修繕に来てくれました。大きな修繕でなければ監督さんがチョチョイのチョイで補修してくれます。なんか修正ペンのようなものでクロスの隙を埋めてくれました。さらにその日その場で対処できないような大きさの隙間については後日壁紙業者さんが来てくれて一旦全てふさいでくれるという丁寧さ。

気になっていることは伝えてみましょう。

我が家の場合、我が家に瑕疵のないその後の不具合はほとんど対応していただけました。当時、一条さんなかなか対応いいなあ~と感心したものです。

時期ははっきりは覚えていませんがクロス屋さんが来てくれたのはもう暖かくなってからの事でしたが。


補修しても2年目にまた再発します

しかし2年目も乾燥期になるとまたまた部屋のあちらこちらで「クロスのすき」が気になるようになってきました。冬が終わる頃には1年目よりももっとひどくないか?と思える状態になっていました。ひどいといってもビリビリというわけではなくクロスの切れ目の隙間が1mmほどになっているだけなのですが、幅は1mmでも1~2月の乾燥のピーク時は隙間が天井から床まで入ってしまうような箇所もありとても気になる場所もありました。家中まだまだ新築のピカピカなのに壁クロスだけはって感じで隙間が気になってしまうのです。クロスのすきはほかっておいても湿度の高い時期になれば自然に目立たなくなるという記事を読んだことがありますが、我が家の場合は開いたままでした。

仮にクロスが湿度によって若干の伸び縮みするということであれば、湿度の高い時期に壁クロスを貼った家はクロスが伸びた中で貼っていることになり、その後の乾燥でクロスのすきが起きやすいのではないかと仮定できるかも知れません。我が家は乾燥期に入る前にクロスを貼った家なので貼った後の乾燥期にガンガン縮んでしまったのではないかなと思うわけです。まあこれは完全に勝手に思っただけですので真偽のほどは分かりませんが、次のような仮説を考え、その仮説にそって次の作戦を立てました。


「クロスのすき」は乾燥期に修繕してもらうべきと判断

①再度クロスのすきができたのは修繕した時期も湿気の多くなっていた時期だから
       ↓
②次のクロスのすきを埋める修繕は乾燥期の開ききった最中に依頼しよう
       ↓
③開ききったところで作業してもらえば、もう切れることはないだろう


上記のような作戦のもと、1回目の修繕後にできたクロスのすきはしばらくの期間我慢をしておいて、満を持してその次の冬のクロスの隙間が最大になる1月頃を見計らって営業さんに修繕の声をかけてみたところ・・・。

ちょっと困り声で

「そうですかー。分かりました。でもそういうことは2年訪問前に言って欲しかった・・・」

営業さんの言葉尻から推測するにつまり(確認したわけではありませんが)″クロスのすきの修繕の補償対象期間は引き渡し2年までが一旦の区切りっぽく、それ以降の補償は難しい”ということのようでした。しかしそれでもいつも弾力的に対応してくれる信頼の営業さん。2年をちょっとだけ過ぎていただけでしたので今回の「すき」問題も希望する乾燥期に対応してもらうことができました。


そして5回目の冬である我が家のクロスのすきはどうなっているのかというと、仮説が正しかったのか、そもそもそういう時期なのか


現在はほとんど問題ありません。
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家じゅうをくまなくチェックして、ちょっと切れかかっているなーと思うのがトイレのこの部分だけです。

実は加湿器をサボってしまい湿度30%程度という日がざらにある今日この頃になっていますが壁クロスについてはすきや割れはもう見られません。

完全に止まったようです。



今日のまとめです。
・クロスのすきは新築ならきっと普通に発生することだと思う。
・加湿していても割れるものは割れる。
・修繕を依頼すれば無償でやってもらえる(と思う)。
・すきを埋める修繕は乾燥期にやってもらったほうがよさげ。(できることなら)
・壁クロスは縮み続けるわけではない。当家は4年目でとまった。


注文住宅であれば大抵アフターフォローがあると思いますのでクロスのすきが気になったらとりあえずは営業さんに相談してみましょう。建てた時期により乾燥期を(〇ヶ月点検などに対して)どのタイミングで迎えるかという問題もありますが、指摘だけしておいて工事期を我が家のように乾燥期に指定するのもアリなんじゃないかと思います。

さてさて今日のお話は以上です。今回の記事がクロスのすきが気になっている方の参考になれば幸いです。


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