こんばんは。
ゴミ箱ラック作成の完結編です。
今回はシャビーシックな塗装にチャレンジしています。
シャビーってなんなん?って話ですが英語で書くと『shabby』で「みすぼらしい」とか「古めかしい様子」とかいう意味だそうです。もちろん良い意味で(*・ω・)ノ
カッコつけて記事タイトルなんかに使ってますがよっちも知ったのは少し前だったりします( *´艸`)
アンティークとかビンテージとかは年代経過を示すニュアンスが強い言葉だけど、シャビーはところどころ塗装が剥げていたりかすれていたりする見かけの様子を表す感じと言えば当てはまるのかな。クリエーターさんたちが「エイジング」とか「汚し」なんて言ったりしているテクニックでもあると思います。
今日の塗る対象はもちろん、コイツです。
シャビー感は表面の塗装をところどころ剥がすことで演出できるはずです。このラックに濃い色を塗ってところどころヤスっただけでもそれなりの感じは出せると思います。でもこのラックを置く場は白っぽい内装空間の狭いスペースですので暗い色が目立つと重くなってしまいそうです。今回は暗い色を塗る→白を塗る→剥がすの手順でいくことにします。
さて、手持ちの塗料の中で何を塗ろうかと考えたわけですが、ワトコオイルではあまりり濃い色が出ません。手持ちで最も濃そうな色目はワトコオイルのダークウォルナットですが、以前着色の実験の際、SPF材では大して濃い色に染まらないことが分かっています。
以前の記事はこちらから→ワトコ・ブライワックスなど人気塗料の違いを色々比較してみた
今回の下地はビンテージワックスのエボニーブラックにしてみます。手持ちのブライワックスでも濃い色に塗れますが、以前行った塗料の実験で、ブライワックスは水にも熱にも弱いことが分かっています。
以前の記事はこちらから→人気塗料塗り比べ実験結果その② ブライワックスは本当に水に弱い?
キッチンはその両方に接する機会が常にあるわけで比較的に両方行けちゃうのがビンテージワックスなのかなという判断です。
では塗っていきます。
基本ウエスで塗りましたが、溝の中など細かいところは歯ブラシで塗っていきます。今回は下塗りとして塗っていますのでこういう隙間こそしっかり色をつけねばなりません。
とは言うものの、どうせ上から白を塗るので全体的には粗い塗り方で問題ないでしょう。
あれですね。こんだけ暑いとブライワックスは水のようにシャビシャビになってしまうのに対し、ビンテージワックスはネチョネチョのタール状のままなのはいいですね。ワックスという物はあまりシャビシャビでは塗りづらいですからね。
ただビンテージワックスのニッペさんにも苦言あります。
しばらく使ってないと、内蓋の中のワックスの水分(油分?)が抜けて表面がガリガリになりますね。このガリった部分はもう塗装に使えなさそう。これは容器の気密性に問題があるのだと思う。他の色でも同様にガリってます。ガリッた部分を少しくぐると使える部分が出てくるのですが、厚みにして0.5mmもないくらいですがガリってしまう膜の部分は実際もったいないです。
さて余分なワックスをウエスでふき取り、2晩寝かしました。木目も出ててこれはこれでカッコいいと思います。
でも置く場所が先に書いたようにホワイト基調のi-smartのキッチンエリアです。この重い色目では浮いてしまいます。シャビーがi-smartに合うのか?と言われれば、それも違うかもしれないのですが、シャビーがマイブームというわけで(;'∀')
ちなみに中は塗りません。別に売るわけじゃないですしね。
塗料と時間の節約です( ˘ω˘ )
そしていよいよ白い上塗りの開始です。家にあったアサヒペンの水性塗料(屋内用)で塗ってみます。
塗り始めてすぐに、これはイケそう!って予感がくるくる‼
塗りムラがでてますが、これはこれで既にシャビー感がでています。
うん。いい感じ。
ラックの一番下にべニアで袴をはかせるつもりでした。べニアをカットしてダイソーで買ったアクリル絵の具で黒塗りしました。べニアは色が乗りにくいのか、アクリル絵の具が薄いのか、2度塗りしてもべニアが透けてしまってます。
ラックの一番下にボンドでくっつけ、クリップで固定していたのですが、
クリップの赤い樹脂部分に塗装が密着してしまいはがれてしまうという。
ピロピロ剥がれてしまいました。べニアのように化粧板の上がつきにくいのか、ダイソーのアクリル絵の具が剥がれやすいのか。
こんな時はミッチャクロン。
用途機能としてはシーラーという事になるのでしょうか。塗料を剥がれにくくする効果があります。
ミッチャクロン→アクリル絵の具→白塗料で、今度は問題なし。
次に、シャビー感を出すために、「年月が過ぎ、使い込んでいくうちに剥げてきそうな場所」を紙やすりでヤスって行きます。基本的には出っ張ったとこ、手で良く触りそうな場所の塗装を剥がすとリアリティーが増すはずです。
最期にステンシルしていきます。
今回用に適当にエクセルで文字を印刷しました。
ステンシルの定番?ボストントラフィックというステンシル用フォントです。
この文字の切り抜き作業がなかなかきついですね。
2時間くらい切り抜いていました。子供のお世話を挟みながら、、、。
一回切り抜いた文字は何回も使いまわさなきゃ元がとれんわ(*_*;
ダイソーで買った文字切り抜き専用のカッター?
使いやすいです。ふつうのカッターナイフよりも鋭角なので回転がしやすいです。
セリアで買ったステンシル用の筆とダイソーのアクリル絵の具です。塗料はボトル容器に入ったやつより、写真のようにチューブに入ったアクリル絵の具のほうが塗料が濃いのでステンシルにはより適していると思います。
ボシュボシュと押すように塗っています。塗料をつけすぎないのがコツです。
さて完成です。
蓋が片側づつ開けられ
中のゴミ袋を取り換える時はこんな状態にできます。
あと、これは狙ってやったことではないのですが、蓋を開けたまま固定することができました。
どうなっているかというとニトリのペールの蓋がつっかえ棒のようになってラックの蓋を支えてくれます。
こんな感じです。
片手でペールとラックの蓋を同時に手に掛け、途中で止まるので偶然できたとは言え、大変便利です。
今回のゴミ箱ラック、よっち個人的にも大満足の仕上がりになりました。
しかし、よっち妻には、キッチンの引き出しが開けづらくなったとはじめは不評でした。
それでもラックを置く辺りの引き出しは、使用頻度の低い調理具を格納することに工夫してくれたようで、その後は狙った通り蓋の上が物の仮置き場になる点、ゴミ箱の蓋が2重になることで生ごみや、使用済みのオムツ臭がほとんどしなくなったと好評に転じました。
ママ友に自慢してくれる日が楽しみです(゚∇゚ ;)エッ!?
今日はここまでで。
ゴミ箱ラック作成の完結編です。
今回はシャビーシックな塗装にチャレンジしています。
シャビーってなんなん?って話ですが英語で書くと『shabby』で「みすぼらしい」とか「古めかしい様子」とかいう意味だそうです。もちろん良い意味で(*・ω・)ノ
カッコつけて記事タイトルなんかに使ってますがよっちも知ったのは少し前だったりします( *´艸`)
アンティークとかビンテージとかは年代経過を示すニュアンスが強い言葉だけど、シャビーはところどころ塗装が剥げていたりかすれていたりする見かけの様子を表す感じと言えば当てはまるのかな。クリエーターさんたちが「エイジング」とか「汚し」なんて言ったりしているテクニックでもあると思います。
今日の塗る対象はもちろん、コイツです。
シャビー感は表面の塗装をところどころ剥がすことで演出できるはずです。このラックに濃い色を塗ってところどころヤスっただけでもそれなりの感じは出せると思います。でもこのラックを置く場は白っぽい内装空間の狭いスペースですので暗い色が目立つと重くなってしまいそうです。今回は暗い色を塗る→白を塗る→剥がすの手順でいくことにします。
さて、手持ちの塗料の中で何を塗ろうかと考えたわけですが、ワトコオイルではあまりり濃い色が出ません。手持ちで最も濃そうな色目はワトコオイルのダークウォルナットですが、以前着色の実験の際、SPF材では大して濃い色に染まらないことが分かっています。
以前の記事はこちらから→ワトコ・ブライワックスなど人気塗料の違いを色々比較してみた
今回の下地はビンテージワックスのエボニーブラックにしてみます。手持ちのブライワックスでも濃い色に塗れますが、以前行った塗料の実験で、ブライワックスは水にも熱にも弱いことが分かっています。
以前の記事はこちらから→人気塗料塗り比べ実験結果その② ブライワックスは本当に水に弱い?
キッチンはその両方に接する機会が常にあるわけで比較的に両方行けちゃうのがビンテージワックスなのかなという判断です。
では塗っていきます。
基本ウエスで塗りましたが、溝の中など細かいところは歯ブラシで塗っていきます。今回は下塗りとして塗っていますのでこういう隙間こそしっかり色をつけねばなりません。
とは言うものの、どうせ上から白を塗るので全体的には粗い塗り方で問題ないでしょう。
あれですね。こんだけ暑いとブライワックスは水のようにシャビシャビになってしまうのに対し、ビンテージワックスはネチョネチョのタール状のままなのはいいですね。ワックスという物はあまりシャビシャビでは塗りづらいですからね。
ただビンテージワックスのニッペさんにも苦言あります。
しばらく使ってないと、内蓋の中のワックスの水分(油分?)が抜けて表面がガリガリになりますね。このガリった部分はもう塗装に使えなさそう。これは容器の気密性に問題があるのだと思う。他の色でも同様にガリってます。ガリッた部分を少しくぐると使える部分が出てくるのですが、厚みにして0.5mmもないくらいですがガリってしまう膜の部分は実際もったいないです。
さて余分なワックスをウエスでふき取り、2晩寝かしました。木目も出ててこれはこれでカッコいいと思います。
でも置く場所が先に書いたようにホワイト基調のi-smartのキッチンエリアです。この重い色目では浮いてしまいます。シャビーがi-smartに合うのか?と言われれば、それも違うかもしれないのですが、シャビーがマイブームというわけで(;'∀')
ちなみに中は塗りません。別に売るわけじゃないですしね。
塗料と時間の節約です( ˘ω˘ )
そしていよいよ白い上塗りの開始です。家にあったアサヒペンの水性塗料(屋内用)で塗ってみます。
塗り始めてすぐに、これはイケそう!って予感がくるくる‼
塗りムラがでてますが、これはこれで既にシャビー感がでています。
うん。いい感じ。
ラックの一番下にべニアで袴をはかせるつもりでした。べニアをカットしてダイソーで買ったアクリル絵の具で黒塗りしました。べニアは色が乗りにくいのか、アクリル絵の具が薄いのか、2度塗りしてもべニアが透けてしまってます。
ラックの一番下にボンドでくっつけ、クリップで固定していたのですが、
クリップの赤い樹脂部分に塗装が密着してしまいはがれてしまうという。
ピロピロ剥がれてしまいました。べニアのように化粧板の上がつきにくいのか、ダイソーのアクリル絵の具が剥がれやすいのか。
こんな時はミッチャクロン。
用途機能としてはシーラーという事になるのでしょうか。塗料を剥がれにくくする効果があります。
ミッチャクロン→アクリル絵の具→白塗料で、今度は問題なし。
次に、シャビー感を出すために、「年月が過ぎ、使い込んでいくうちに剥げてきそうな場所」を紙やすりでヤスって行きます。基本的には出っ張ったとこ、手で良く触りそうな場所の塗装を剥がすとリアリティーが増すはずです。
最期にステンシルしていきます。
今回用に適当にエクセルで文字を印刷しました。
ステンシルの定番?ボストントラフィックというステンシル用フォントです。
この文字の切り抜き作業がなかなかきついですね。
2時間くらい切り抜いていました。子供のお世話を挟みながら、、、。
一回切り抜いた文字は何回も使いまわさなきゃ元がとれんわ(*_*;
ダイソーで買った文字切り抜き専用のカッター?
使いやすいです。ふつうのカッターナイフよりも鋭角なので回転がしやすいです。
セリアで買ったステンシル用の筆とダイソーのアクリル絵の具です。塗料はボトル容器に入ったやつより、写真のようにチューブに入ったアクリル絵の具のほうが塗料が濃いのでステンシルにはより適していると思います。
ボシュボシュと押すように塗っています。塗料をつけすぎないのがコツです。
さて完成です。
蓋が片側づつ開けられ
中のゴミ袋を取り換える時はこんな状態にできます。
あと、これは狙ってやったことではないのですが、蓋を開けたまま固定することができました。
どうなっているかというとニトリのペールの蓋がつっかえ棒のようになってラックの蓋を支えてくれます。
こんな感じです。
片手でペールとラックの蓋を同時に手に掛け、途中で止まるので偶然できたとは言え、大変便利です。
今回のゴミ箱ラック、よっち個人的にも大満足の仕上がりになりました。
しかし、よっち妻には、キッチンの引き出しが開けづらくなったとはじめは不評でした。
それでもラックを置く辺りの引き出しは、使用頻度の低い調理具を格納することに工夫してくれたようで、その後は狙った通り蓋の上が物の仮置き場になる点、ゴミ箱の蓋が2重になることで生ごみや、使用済みのオムツ臭がほとんどしなくなったと好評に転じました。
ママ友に自慢してくれる日が楽しみです(゚∇゚ ;)エッ!?
今日はここまでで。