こんばんは。


今回はよっち自身がすっごく楽しみにしていた8月分光熱費結果の報告です!

1ヶ月間冷房を24時間稼働させたら電気代がどうなるかという実験の、『完全に1ヶ月間冷房いれっぱなし期間の光熱費』となります。しかもエアコン3台でです。

昨年までの8月の我が家は、1Fについてはほとんどクーラーを入れっぱなしでした。ただし、家にいる時、寝る時のつけっぱなしであって、家族でどこかにお出かけなど数時間でも家を空ける時はエアコンのスイッチを切っていました。また2Fについては必要な時だけつけるという感じで、頻繁につけたり消したりしていた状態でした。さて、結果はどうだったのでしょうか。



まずは、今回の実験の我が家の基本情報から。

・2F建て延べ床42坪のi-smart
・吹き抜けはないが、居間階段で1F~2Fは空間的につながり
・お風呂の換気扇は常時つけっぱなし
・ロスガードの設定は「全熱交換」モード 。換気量「弱」
・つけっぱにしたエアコンは1Fで1台、2Fで2台



間取りです。

1Fから。

トイレとか収納とか細かいとこは無視して、玄関以外が対象エリアです。
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居間の真ん中に床暖房とセットの長府RAYエアコンがあります。


RAYエアコンのスペックです。けっこうパワーのあるエアコンです。

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冷房時の定格消費電力1.230kwとなっています。

定格消費電力っていうのは、安全に稼働する最大値ということのようです。エアコンの場合緊急に冷やしている時の電力と、冷えた室温をキープしているだけのときでは使う電力に大きな差があります。例えば分かりやすい数値に直して1kwの定格消費電力のエアコンだとして、その最大パワーで1時間回したとします。すると使った電力は1kwhになります。

なんか少し見慣れた単位じゃありませんか?そう。電気明細で表示される電気使用量の単位なんですね。よっち家が契約している中部電力のeライフプラン(現在は廃止プラン)だと、デイタイム(9時~17時)の電気料は1kwhあたり35円となっています。つまりそのエアコンで1時間ぶっ続けで最大パワーで回すと35円かかるというわけです。ですが実際に最大パワーで1時間も回すことはないと思います。通常十数分程度で冷えてくると思いますし、冷えてくれば徐々にセーブモードになってくるはずだからです。つまり定格消費電力が大きいエアコンというのはいつも使っている電力の数値が大きいという意味ではなく、いざとなった時大きな力パワーを秘めたエアコンということになるのでしょう。

我が家の場合、居間だけで24帖ありますので、もし部屋全体が暑くなってしまった際、冷やすのに大きなパワーが必要です。そんな時に定格消費電力の小さいものではエアコンに負荷がかかりすぎてしまったり、最大パワーでの稼働時間が長くなる(電気を喰う時間が長くなる)という状況になってしまうと思われ、そうならないために大きなものが設置されたのだと思うわけです。


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1Fの居間はいつもこんな感じです。エアコンの温度設定は28度なのですが、なぜかエアコン本体に表示される温度は27度になったりする時があります。設定温度より下がってしまうって、一条で建てた方、おなじような人います?



つづいて2F

間取り図面の中央から右半分が24時間冷房エリアです。
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右上によっちの書斎があります。小さな部屋ですのでエアコンも小さいです。旧よっち邸から移設した物で、もともと7帖ほどの部屋で使っていました。


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定格消費電力475wです。居間のと比べると1/3強くらいの能力ということでしょうか。


洗濯物干し部屋&子供部屋のです。
定格消費電力520wです。書斎のよりは少し大きめです。
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間取りの右下は子供部屋スペースです。洗濯部屋とは全面引き戸によって仕切れますが、仕切ってしまうと子供部屋に冷気が回らないのでいつもあけっぱです。



さて、間取り図面の左半分は普段つかっていない寝室です。この部屋には6チャンネル24時間録画のDVDがあります。ここは当初主寝室として考えていた部屋だけにエアコンも設置されていますが、後から知ってTV録画を見直す時と収納に用事がある時以外は基本立ち入りませんので24時間冷房エリアからは外しました。

ま、時々は録画を見るためにエアコンを都度つけましたけどね。
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さて、使用状況の前振りが長くなりましたが、いよいよ結果発表です。



7月使用量694kwh、金額にして15,838円だったものが

8月は使用量629kwh、金額にして15,191円!微減しました!!
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ついでに発電量。例年の7掛けですね・・・・。
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ただし、使用量を昨年までと比べると・・・

27年7月が11,872円、8月が13,786円
28年7月が11,809円、8月が14,891円
29年7月が15,838円、8月が15,191円

前年までとくらべちゃうと8月は例年より300円~1600円多くつかっちゃった事に。

しかし、7月との比較でいくと、例年は7月より使っていない8月は無いのに対し、今年は7月より使っていないという結果に。今年の7月が使いすぎとも取れないこともないし、逆に8月が異常で、関東ほどではないにせよ愛知県も8月はどんより空が多い異常気象でしたし、つまり外気の温度が例年より上がらず家に侵入してくる熱量も例年に比べると少なかったはず・・・ということも考えられます。つまり今年は7月より8月のほうが電気代がかからなくておかしくない、とも言えるかもしれないのです。みなさんのご家庭ではどうだったのでしょうか?

我が家で昨年までの7月と今年の7月で大きく違うのは長男の成長により電気の使い方が変わった点が大きいのかもしれません。昨年までの長男は自身の部屋を欲しがりませんでした。宿題や勉強は居間でやってました。5年生になった今年になってようやく自分の部屋が欲しいと言い出し、当初より用意していた子供部屋を与えていたわけです。7月はこの子供部屋のエアコン使用量が確実に昨年より増えたはずです。しかも短時間でのスイッチオン・オフでの使用で。そして8月は子供部屋もつけっぱなしとなるわけです。



なんかグダグダになってきましたが話を整理しますと、

・i-smartでは24時間冷房した8月と、つけたり消したりの7月では電気代はあまり変わらない。もしくは微減だった。
・昨年はエアコン1台を在宅時は常時つけっぱなし、他のエアコンは必要に応じて高くない頻度で使用していたに対し、エアコン3台24時間つけっぱなしにしても最大で1600円高くなっただけだった。

といえることは事実です。





今日の最後に。

床暖房の時も書きましたが、熱を入れない離さない高気密高断熱の家では冷やした空気も維持されます。従って一度冷やした部屋であれば、割とこまめなスイッチングでも最大パワーで回す必要がなく、そもそもが省エネになっていたのかもしれません。そのため24時間冷房をしても、もとのポテンシャルが高いため余り変わらないということなのかも知れません。今回思った事は、24時間運転でもあまり電気代が変わらないのであればつけっぱなしでいいのかなという事です。この結果を踏まえて9月も24時間運転を継続したいと思います。比較しやすいように9月が例年と同じような気候であることを願います。


本日はこれにて。