こんにちは。よっちです。
今回はサイドテーブルの塗装編です。
前回のゴミ箱ラックがシャビー塗装初挑戦にしてはいい感じだったので、腕を磨くため今回もう一度シャビーシックに挑戦です。
ゴミ箱ラックは下塗りにビンテージワックスを使ったんですが、ビンテージワックスを使った意味が果たしてあったのかなかったのか。その時は下塗りに濃い(黒っぽい) 色を塗りたいってだけでのチョイスでしたし。それでも割とうまくいって満足のいく出来栄えになったわけですが、下塗りにビンテージワックスって、正直もったいなくない?とかなんかオシャレ塗料の無駄使いという感じもしないではないと正直思っていました。
このブログはブログタイトルのようにDIYテクニックの研究であったり、やってみたらどうだった的な試行錯誤の様子をおひろめする場所にしたいし、毎回自分なりに違うことにチャレンジしていきたいという思いがあります。そこで今回のシャビー塗装は、安い普通のペンキでやってみたいと思います。
安い普通のペンキって何?
そんな言い方するとメーカーさんから怒られそうですが、今回使ったのはアサヒペンさんの水性ペンキで、ホームセンターの定番売り場にドーンとスペースをとってカラーバリエーションも豊富なこのシリーズです。缶の大小あって小なら600円代で買えたと思いますのでお手頃なんじゃないでしょうか。
これの黒を買いました。
水で薄めてサイドテーブルに塗っていきます。
おっという感じ。
薄めて塗ると意外や意外。木目が浮き出てステイン剤ぬってるみたいΣ(・ω・ノ)ノ
塗り終わった状態です。
前回のビンテージワックスで塗ったラックと比較してみましょうか。
今回のテーブル
前回のラック
・・・・・・・・・。
なんかほとんど同じじゃない?
今回のは材料が杉だからって事で木目が出やすい部分はあると思うけど、一見同じにみえますね。
でも見た目はかなり似通ってますが、実は手触りは随分違います。
水性塗料のほうは表面がザラザラしてます。ビンテージワックスのほうは若干すべすべしています。
このままの状態で完成なら、ビンテージワックスでないとダメだろうなという感じです。
しかし、今回も白で上塗りしていくわけですので現状での手触りは関係ないのだろうと思います。
従って下塗りは水性塗料の黒を薄めたものでも良さそうです。
アサヒペン水性白で塗っていきます。
上塗りが終わったらヤスリ掛けです。全体にうっすらかけてやると、さっきのザラザラが無くなります。
機械でかけると、かけすぎが怖いですがこのオービタルサンダーはサンディングの速度調整が出来るのでありがたいです。大まかにかけたあとは手でゴシゴシしていきます。このゴシゴシ加減は経験がモノをいう世界かも知れません。
からくり仕様のサイドテーブルにしようと、前面の扉を作っていきます。
板の圧着接合には「はたがね」という長いクランプのような道具が便利です。
前面の扉の色を変えてみることにしました。
家に同じシリーズの緑色があったので白にその緑を少量加え、ほんのり緑にしたものを黒で下塗りした扉に塗ってみました。
ここは正面で大事な場所ですので、手でヤスリました(*´ェ`*)
なんかいい感じの予感(^^♪
セリアで売っている古色蝶番を使います。いい色ですよね。
もう少し大きいのがあると助かるんですが。
蝶番(ちょうつがい)をつける時は、つけたい場所にあてがったあと、先端のとがったニードルとかでグスッっと刺して、穴位置を確定してやると、ビス止めでずれずにうまくいきます。
なんていう商品だったか・・・・。扉の開け閉めをとめる鍵状のフック。これも重宝します。
扉に向かって左につけてしまったのですが、ホントは右につける仕様ですね。
くるっと反転させて扉側のパーツの穴に差し込むのですが、ほんとはそのパーツは本体側にくっつけるべきもの。左右を変えると、カギ部分を下から刺すことになっちゃうので、それに気が付いた時は「やっちまったなー!!」でした。
扉右側を蝶番でくっつけたあとで気が付いたので写真のようにするしかなかった(;´Д`)
↑
言ってる意味わかります?あー説明が難しい!
それにしても、いいシャビー具合だな(*´∇`*)
さて、完成まであと少し。
仕上げはステンシルです。
何を書こうかなーってことと、字体はどうしようかなーって事ですが。
作品のイメージに合うアンティーク感のある書体を探しました。
見つけたフォントの数々でエクセルシートに「アンティークスタイル」と書いてみました。
どれもフリーフォントです。どれも素敵なんですが、ステンシルする事を前提に考えるとあまりに細い線は致命的です。一番上のを採用することにします。
どうやってステンシルするかというと・・・・。
これ、よっちと同じライブドアブログで絶大な人気を誇る有名ブロガーのmacaさんが彼女のブログLIVE LOVE LAUGH - maca home -の中で紹介していた技です。
↓macaさんのブログに飛びます。
今さら人に聞けない!ステンシルの方法を詳しく解説!
macaさんをまだ知らない人がもしいたら、絶対知っておくべきクリエイターさんです。いろんなテクニックも紹介してくれています。要チェックですよ!
さて、手順ですが、
①紙に文字を印刷し
②上から幅広のセロハンテープをかぶせて貼り
③それを切り抜く。
この切り抜きが中々手ごわい作業でして。近眼で老眼のよっちは目をゴシゴシしながら頑張って切り抜きました。以前はステンシルというと100円で5枚くらい入ってるA4のクリアケースを文字に当て、すかした状態でくりぬいていましたが、macaさんのこの手法を知ってかなり作業が軽減されました。クリアシートは細かい文字を切り抜くにはいささか固くて手も疲れるし、ミスるし・・・でしたが、セロハンテープは薄いので切り易く、細かなカーブも力加減がうまくいきますね。
切り抜きで自分で思ったコツとしては、カッターを鉛筆のように持ち、切り抜く文字(紙)側を回転させ、いつも同じような向きに刃を滑らす(いつも手側に引く感じで切る)のが安定してキレイに切れるという事かな。
切り抜いた文字に色を塗っています。100均の安物アクリル絵の具でステンシル用筆を押すように塗るのがよさそうです。塗料のつけすぎ厳禁です。多少カスるくらいで充分です。
ステンシルフォントでない、一般のフォントを使いましたので文字が崩れないようにくりぬかない部分をあえて作りました。その隙間を手筆で修正しています。
ステンシルもキマッタ!!
どうですか。薄い緑がかったシャビーな扉にこのステンシル。
もう、カッコ良すぎて。
完全に前作をしのぎましたね( ̄ー ̄)ニヤリッ
裏側はおとなしくこんな感じです。
からくり仕様と表現したのはこういうことです。
天板を上に開けられます。朝食時は牛乳パックやフルーツグラノーラの袋などが次男の視野を遮っていたのでそれらが入る高さです。蓋があけられたほうが出し入れしやすいと思っての仕様です。
あ、ちなみに当初天板は黒で塗ってましたが、色のバランスを考えてワトコオイルを塗った杉板に変更しました。
防水のためにその上に艶消しニスを塗っています。
下段の扉は大きく左にあく開き扉と、その扉を閉めたままでも開く上下の開閉扉をつけました。
よっちの晩酌時を考えての仕様です。
・ビールやおつまみは上段もしくは中断に置く。
・おつまみでゴミが出たら上下扉を開き、中のゴミ箱に捨てる。
・ゴミ箱を回収するときは大扉を開ける。
といった具合です。
よっちのこれまでの作品の中で会心の出来となったと思われる今回のサイドテーブル。
いかがでしたでしょうか。
窓際のカーテン越しの柔らかい光の中に置くと雰囲気もひときわですね。
今回はサイドテーブルの塗装編です。
前回のゴミ箱ラックがシャビー塗装初挑戦にしてはいい感じだったので、腕を磨くため今回もう一度シャビーシックに挑戦です。
ゴミ箱ラックは下塗りにビンテージワックスを使ったんですが、ビンテージワックスを使った意味が果たしてあったのかなかったのか。その時は下塗りに濃い(黒っぽい) 色を塗りたいってだけでのチョイスでしたし。それでも割とうまくいって満足のいく出来栄えになったわけですが、下塗りにビンテージワックスって、正直もったいなくない?とかなんかオシャレ塗料の無駄使いという感じもしないではないと正直思っていました。
このブログはブログタイトルのようにDIYテクニックの研究であったり、やってみたらどうだった的な試行錯誤の様子をおひろめする場所にしたいし、毎回自分なりに違うことにチャレンジしていきたいという思いがあります。そこで今回のシャビー塗装は、安い普通のペンキでやってみたいと思います。
安い普通のペンキって何?
そんな言い方するとメーカーさんから怒られそうですが、今回使ったのはアサヒペンさんの水性ペンキで、ホームセンターの定番売り場にドーンとスペースをとってカラーバリエーションも豊富なこのシリーズです。缶の大小あって小なら600円代で買えたと思いますのでお手頃なんじゃないでしょうか。
これの黒を買いました。
水で薄めてサイドテーブルに塗っていきます。
おっという感じ。
薄めて塗ると意外や意外。木目が浮き出てステイン剤ぬってるみたいΣ(・ω・ノ)ノ
塗り終わった状態です。
前回のビンテージワックスで塗ったラックと比較してみましょうか。
今回のテーブル
前回のラック
・・・・・・・・・。
なんかほとんど同じじゃない?
今回のは材料が杉だからって事で木目が出やすい部分はあると思うけど、一見同じにみえますね。
でも見た目はかなり似通ってますが、実は手触りは随分違います。
水性塗料のほうは表面がザラザラしてます。ビンテージワックスのほうは若干すべすべしています。
このままの状態で完成なら、ビンテージワックスでないとダメだろうなという感じです。
しかし、今回も白で上塗りしていくわけですので現状での手触りは関係ないのだろうと思います。
従って下塗りは水性塗料の黒を薄めたものでも良さそうです。
アサヒペン水性白で塗っていきます。
上塗りが終わったらヤスリ掛けです。全体にうっすらかけてやると、さっきのザラザラが無くなります。
機械でかけると、かけすぎが怖いですがこのオービタルサンダーはサンディングの速度調整が出来るのでありがたいです。大まかにかけたあとは手でゴシゴシしていきます。このゴシゴシ加減は経験がモノをいう世界かも知れません。
からくり仕様のサイドテーブルにしようと、前面の扉を作っていきます。
板の圧着接合には「はたがね」という長いクランプのような道具が便利です。
前面の扉の色を変えてみることにしました。
家に同じシリーズの緑色があったので白にその緑を少量加え、ほんのり緑にしたものを黒で下塗りした扉に塗ってみました。
ここは正面で大事な場所ですので、手でヤスリました(*´ェ`*)
なんかいい感じの予感(^^♪
セリアで売っている古色蝶番を使います。いい色ですよね。
もう少し大きいのがあると助かるんですが。
蝶番(ちょうつがい)をつける時は、つけたい場所にあてがったあと、先端のとがったニードルとかでグスッっと刺して、穴位置を確定してやると、ビス止めでずれずにうまくいきます。
なんていう商品だったか・・・・。扉の開け閉めをとめる鍵状のフック。これも重宝します。
扉に向かって左につけてしまったのですが、ホントは右につける仕様ですね。
くるっと反転させて扉側のパーツの穴に差し込むのですが、ほんとはそのパーツは本体側にくっつけるべきもの。左右を変えると、カギ部分を下から刺すことになっちゃうので、それに気が付いた時は「やっちまったなー!!」でした。
扉右側を蝶番でくっつけたあとで気が付いたので写真のようにするしかなかった(;´Д`)
↑
言ってる意味わかります?あー説明が難しい!
それにしても、いいシャビー具合だな(*´∇`*)
さて、完成まであと少し。
仕上げはステンシルです。
何を書こうかなーってことと、字体はどうしようかなーって事ですが。
作品のイメージに合うアンティーク感のある書体を探しました。
見つけたフォントの数々でエクセルシートに「アンティークスタイル」と書いてみました。
どれもフリーフォントです。どれも素敵なんですが、ステンシルする事を前提に考えるとあまりに細い線は致命的です。一番上のを採用することにします。
どうやってステンシルするかというと・・・・。
これ、よっちと同じライブドアブログで絶大な人気を誇る有名ブロガーのmacaさんが彼女のブログLIVE LOVE LAUGH - maca home -の中で紹介していた技です。
↓macaさんのブログに飛びます。
今さら人に聞けない!ステンシルの方法を詳しく解説!
macaさんをまだ知らない人がもしいたら、絶対知っておくべきクリエイターさんです。いろんなテクニックも紹介してくれています。要チェックですよ!
さて、手順ですが、
①紙に文字を印刷し
②上から幅広のセロハンテープをかぶせて貼り
③それを切り抜く。
この切り抜きが中々手ごわい作業でして。近眼で老眼のよっちは目をゴシゴシしながら頑張って切り抜きました。以前はステンシルというと100円で5枚くらい入ってるA4のクリアケースを文字に当て、すかした状態でくりぬいていましたが、macaさんのこの手法を知ってかなり作業が軽減されました。クリアシートは細かい文字を切り抜くにはいささか固くて手も疲れるし、ミスるし・・・でしたが、セロハンテープは薄いので切り易く、細かなカーブも力加減がうまくいきますね。
切り抜きで自分で思ったコツとしては、カッターを鉛筆のように持ち、切り抜く文字(紙)側を回転させ、いつも同じような向きに刃を滑らす(いつも手側に引く感じで切る)のが安定してキレイに切れるという事かな。
切り抜いた文字に色を塗っています。100均の安物アクリル絵の具でステンシル用筆を押すように塗るのがよさそうです。塗料のつけすぎ厳禁です。多少カスるくらいで充分です。
ステンシルフォントでない、一般のフォントを使いましたので文字が崩れないようにくりぬかない部分をあえて作りました。その隙間を手筆で修正しています。
ステンシルもキマッタ!!
どうですか。薄い緑がかったシャビーな扉にこのステンシル。
もう、カッコ良すぎて。
完全に前作をしのぎましたね( ̄ー ̄)ニヤリッ
裏側はおとなしくこんな感じです。
からくり仕様と表現したのはこういうことです。
天板を上に開けられます。朝食時は牛乳パックやフルーツグラノーラの袋などが次男の視野を遮っていたのでそれらが入る高さです。蓋があけられたほうが出し入れしやすいと思っての仕様です。
あ、ちなみに当初天板は黒で塗ってましたが、色のバランスを考えてワトコオイルを塗った杉板に変更しました。
防水のためにその上に艶消しニスを塗っています。
下段の扉は大きく左にあく開き扉と、その扉を閉めたままでも開く上下の開閉扉をつけました。
よっちの晩酌時を考えての仕様です。
・ビールやおつまみは上段もしくは中断に置く。
・おつまみでゴミが出たら上下扉を開き、中のゴミ箱に捨てる。
・ゴミ箱を回収するときは大扉を開ける。
といった具合です。
よっちのこれまでの作品の中で会心の出来となったと思われる今回のサイドテーブル。
いかがでしたでしょうか。
窓際のカーテン越しの柔らかい光の中に置くと雰囲気もひときわですね。