こんにちは、よっちです

2泊3日で家族旅行に行ってきました。初日は富士サファリパーク、2日目は東京ディズニーランドでした。東京ディズニーランドではスタッフ(キャスト)さんの対応に深く感謝・感動しましたので今日はその時の事をここで紹介させて頂きたいと思います。


さて、本題の神対応の前に、状況説明にもなりますのでサラッと今回の旅行の様子の紹介にお付き合いください。

まずは今回の旅行の発端ですが、実は長男が足の甲を手術することになった事がもとになってまして。手術しなくても日常生活には問題ないのですが、ほおっておくと悪化する恐れがあるそうなのです。そして手術すると1ヵ月は松葉杖生活を強いられ小学生最後の夏休みというのに台無しになってしまうのは可哀想ということで術前に遊びに連れていってあげようと計画しました。

あ、足のことは神対応に関係ありません(。・ω・)ノ゙

我が家族は、私よっち、妻、長男(6年生)、次男(4歳)、三男(2歳)です。遊園地系で並ぶのに下2人が暑い中で耐えられるのかという心配もありましたが、ここは長男の希望を通してサファリ&ディズニーということになりました。

ところで、手術って何?ってことですが、これまた話がそれてしまいますのでこの話はまた別の機会に。


さて、初日の富士サファリパークはジャングルバスに乗ってパーク内を回遊しました。途中でライオンなどに直接餌をあげられるので子供たちはとても楽しかったようです。サファリパークに行くならジャングルバスは絶対のおすすめです。

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餌やりは、最初はクマ、つぎにライオン、最後にフタコブラクダの順でした。暑い時期はライオンの食欲がない事が多いらしく食べさせるのに苦労するらしいのですが、今回のツアー客のは全部食べてもらえました。

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こんな風に柄の長いハサミで肉をつまんで、バスの金網越しにライオンに食べさせます。猛獣ですがなかなか可愛いかったです。


サファリパークを出るとその日のうちに千葉入りし翌朝ホテルのバスで東京ディズニーランドに入りました。


さて、ディズニーランドです。長男が年少さんの時以来です。前回は長男がジェットコースター系に乗れる最低身長102cmを超えていなかったため〝大きくなったらまた来てねパスポート"的な券を貰っていました。

これはファストパス扱いになる券です。これを使いたくてずっと大事に取っておいたので今回満を持して持ってきたわけです。ビッグサンダーマウンテンとスペースマウンテンのがありました。

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でもこの券の制度、もう終わってしまったそうなんです。今回この券を使う際に聞いてみたら既に数年前に廃止された制度で新たにはもう貰えないそうです。この券、今ではかなりレアな券だと聞かされました。でもちゃんと使えたので良かったです。(神対応ってのはこんな事じゃないです)


今回この券があったのでファストパスは、まずはプーさんのハニーハントを取っておきました。14時30分くらいに入れるパスが取れました。平日でしかも猛暑が予想された日だったからでしょうか、今までのディズニーで一番すいていた気がします。ほとんどのアトラクションの待ち時間は30分以内くらい。中には人気アトラクションで100分待ちとかありましたが、私の記憶にある中ではもっとも待ちが少なくて済んだ気がします。

さて、いくつかのアトラクションを楽しんでプーさんのハニーハントの時刻が近づいてきました。

ここで今日の本題のアクシデントが起こりました。



2歳の三男の迷子です。

サファリパークもそうでしたがディズニーランドも暑さがとても心配されました。出てくる前の天気予報では日中最高気温が37度を予想していましたし。実際は曇りがちな天候で一時夕立ちもあったくらいですが、やはり暑いものは暑いって感じで水分を気を付けて摂っていました。飲む量も多いのでおしっこの回数も多く、プーさんに入る前にトイレに寄っておこうということで妻と長男が先にトイレに行きました。

さて、ここからです。4歳の次男は眠ってしまっていたので私がベビーカーでお守りし、2歳の三男は私の周りをフラフラしていました。
三男は石垣に囲まれた木の周りをフラフラ回りながら、私と目が合うとニヤッとして鬼ごっこさながら隠れるように石垣に潜み、また出てきて目が合いニヤっとしてまた隠れる・・・を繰り返していました。石垣の周りは人が座り込んでいたりして割とゴミゴミしていましたが通路的には私から見て石垣を挟んで左右しか基本行き場がなく、石垣の真裏はアトラクションの出口で一方通行でしたので、隠れては見つけるの繰り返しには何も心配はしていませんでした。

ところがでした。石垣に隠れてしばらく姿を現しません。ものの30秒くらいだったと思いますが。なかなか顔を出さないなと思って石垣の裏側を覗きこんでみると、いないではないですか!




えええ!?ですよ。

どこに行った?

ベビーカーを押しながら周囲を入念に目で探ってみました。でも見つかりません。

そこからほどなくして妻がトイレから戻り、三男を見失った事を伝えました。長男もトイレからもどると長男にベビーカーを任せ夫婦で近辺を探しました。石垣の近くには土産物屋もあったので店に入って探したり、少し遠目のところまで探してみたり。プーさんのハニーハントのファストパスの時間どころではなくなってしまいました。思ったよりは暑くはなかったとはいえ、でも真夏の炎天下です。短時間でも見失ってはとても心配です。しかも三男はまだほとんど言葉を話せません。良く何やらペチャクチャ言っているのですが意味を汲み取れるのは「パパ」「ママ」「ヤヤ(嫌)」「アッチイッテ」くらいです。いろんな事が頭に浮かんでしまいました…。完全に迷子にしてしまったと気持ちは焦るばかりです。

三男を見失って10分くらい経ってからでしょうか。キャストさんに助けを乞おうと決心し妻がハニーハント前のキャストさんに声を掛けました。三男の特徴を妻が伝え、いてもたっても居られない気持ちで私は周辺を探し続けました。
ぐるっと小走りで周囲を一周し、元の場所に戻る時、遠目から妻と目が合いました。

目が潤んだ安堵の表情をしていました。
顔を見て無事見つかったんだと悟りました。ほんとよかった!

後で妻から聞いた話です。

妻がハニーハント前にいたキャストさんに迷子を伝え、帽子、靴、服装などの特徴を伝えると、耳に付けているインカムで他のキャストさんに妻の言葉をなぞる感じでほぼ同時に伝えてくれました。すると、まさに伝えるやいなやです。「大丈夫です。見つかりました。キャストがついています」って‼︎

ええええ‼︎ってなもんですよ。

どういうことかと言うと、三男を見つけてくれたキャストさんの話によると、

「ハニーハント前でファストパスの列に入って来たフラフラ歩くちっちゃなお子様を見かけました。親を探している様子もなく、一人のようでしたので私は後をつけて行きました。楽しそうにお散歩されていましたよ。私も一緒に楽しくお散歩させていただきました」

ですって❗️

気になって後を付けていってくれていたようなんです。そこに迷子の連絡が入り、速攻で見つかったというわけです。見つかった時はもとの場所から100mくらい離れたところにいました。そのキャストさんもハニーハント担当だったようですが、持ち場を離れてまで、楽しそうに歩いている三男の散歩の邪魔をするでもなく、自由気ままにさせてくれて、安全を見守ってくれていたなんて!
しかも、そうした行動を鼻にかけるわけでもなく見失った親をとがめるでもなく「自身も楽しく散歩させてもらった」なんて。心配していた親を気遣った、なんて優しいもの言いなんでしょう。

こんな事って他の遊園地でありえます?さすが夢の国、東京ディズニーランドです。数々の伝説的な神対応を生むディズニーランドですが、今回本当にその優しい心遣いに心を打たれた家族旅行となりました。最後に三男を見守ってくれていたキャストさん、本当にありがとうございました。

今日はこれにて。