こんにちは。よっちです。
私は生き物が小さな頃から好きです。
私自身が年中(4歳)の頃にはすでに保育園の友達にカマキリの捕まえ方をレクチャーしていたほどですからね(*´∇`*)
自分の子供にも生き物にできるだけ触れさせ、生き物を愛でる心を養ってほしいと思います。
虫が苦手という大人もいますが、それは幼少の頃に生き物に触れる機会が少なかったからじゃないのかなと思うのです。そもそも親が虫が苦手だったとかね。我が子にはせっかく周りに自然がいっぱいな環境にいるわけなので捕まえ方や飼い方で知っていることは教えてあげたいし、一緒に飼育を楽しみたいと思います。
余談ですが、虫捕りの王道と言えばクワガタ捕りではないでしょうか。しかし昔はクワガタがたくさん捕れた近所の木々も今では多くは伐採、土地も整理されてしまいました。当時通っていた『カブト・クワガタの穴場』はことごとく失ってしまいました。ザリガニもそうです。近所の川のどこにでもいたような気がするアメリカザリガニでしたが、護岸工事がなされ簡単には見つけられなくなりました。子供と虫捕りをしていると田舎とはいえ土地の整備・開発で虫捕りの環境はけっこう変わってきているなと痛感させられます。
本当はクワガタかなんかを飼育して観察させたかったのですが、見つけられなかったので手軽に捕れた磯の生き物で手を打ったわけです(●´ω`●)
子供の遊び方も変わりましたね。
私の子供の頃は友達同士だけで平気で川で遊んでいました。自転車でけっこう遠くまで出かけました。親はそんな子供をどう思っていたのでしょうか。多少は心配していたのでしょうが言ってみれば「野放し」の状態で遊ばせてくれていました。
私自身が親になってみると水の事故や山の事故のニュースの記憶が脳内に蓄積されているので、子供だけで遊ばせるのは危険という心理がどうしても強く働いてしまいます。
自分がそうさせてもらっていたのに、自分の子供にはさせてあげれない。
少子化が進み過保護化も進んでいるんでしょうね。我が長男の時は友達の家まで車で送る。家の中でゲームする。お迎え行く‥‥。すぐ近くに同年の友達がいないってのもあるのかもしれません。よそ様のお宅ではどうなんでしょうか。
前置きが長くなってしまいました。
さておき、そんなわけで子供が夏休みでいつも家にいますので私が休みの時は何かを捕まえに連れていってやろうと思ったわけです。今年くらいからは4歳の次男が教え時なのかなと思っています。
さて、7月の終わりごろ近場の海に遊びに行きました。海水浴場ではありません。岩場のある浜辺です。海の生き物を捕まえるのが目的です。私はどちらかというと山の子なので海の生き物にはあまり詳しくはないのですが・・・。
こういう時は潮の状態を調べて行かないといけないんですね。でもたまたま行ったタイミングがちょうど干潮の時で磯の生き物の採集には絶好の時でした。
長男がこんなに立派なカニを岩の間からほじくり出しました。
すごくないですか?
私はこんなに大きなカニ捕まえたことがなかったのでびっくりです。
イシガニっていうんでしょうか。連れて帰るつもりでいたらみるみる弱ってしまい飼えるものではないと分かり結局海に帰してあげました。
あとで知りましたが食べるとすっごく美味しいカニらしいですね。釣りをやらないのもあり海産物系の知識に乏しくて(´;ω;`)
他はめぼしいものは捕れなくて、小さなカニがいっぱいとヤドカリたちです。あと網ですくったハゼっぽい小魚を3匹と小さな巻貝系を十数個。
カニは30匹くらいとヤドカリは50匹くらい捕まえたんじゃないでしょうか。
自分の経験上、カニは捕まえてもすぐに死んでしまうという印象があります。明日にはみんな死んでしまうかも知れないな思いながらも一応予備の海の水を汲んで砂も適当に持ち帰ってきました。死んでしまったら死んでしまったで「飼うのが難しい生き物なんだよ」って教えるつもりだったんです。
水は少なめで大きな岩を入れて磯の感じを再現するような環境を心がけました。
捕まえた生き物は全てここに入れておきました。
【1日経過】
ところがなんですよ。翌朝みるとどうでしょう。数匹のカニが死んでいるだけではないですか。捕まえた中では大き目のが何匹か死んで白くなっていましたがほとんどのカニが意外にも元気そうにしています。ほぼ全滅を覚悟していましたんですけどΣ(=゚ω゚=;)
【2日経過】
さらに次の日の朝です。またまた2~3匹死んでるのを見つけ取り除きました。ヤドカリも大き目のが数匹死んでしまいました。死骸がかじられたようになっていました。死んだあと仲間に食べられたようです。死んだカニのせいで水が早く濁ってきたのかも知れませんが何しろ飼っている数が数。水が濁るのがとても早い。毎日変えないといけなさそうなくらいです。一旦砂ごと容器も洗って予備で汲んできた海水に入れ替えしました。海水のストックがすぐになくなってしまいました。
次男はカニを触るのが楽しいようです。
【3日目】
カニの死骸を見つけることがなくなりました。餌をやっていないからでしょうか、ヤドカリがカニに襲われているようです。死んでから食べられたのか、生きているうちにほじくり出されたのかわかりませんが、カニがヤドカリの貝をハサミでほじくっていますし、主のいない貝も散見されることに気が付きました。
餌は何をやったらいいんだろうということで、シラスがよさそうだと思ったのですがあいにく手持ちがなかったので煮干しをやってみました。食いつきはいまいちですが多少は食べてくれました。
【4日目】
飼育は順調です。シラスを買ってきたので与えてみました。ビックリです。入れたとたんワサワサとカニもヤドカリも集まってきました。シラス争奪戦の開催です。米粒ほどの小さいヤドカリですら奪い合いに参加していました。この観察日記にあまり登場していませんでしたがハゼのような魚もシラスを入れた瞬間に食いついてきました。
それにしてもハゼもカニもヤドカリも何故あんなに早く餌とわかるのか不思議です。
さて、この日はカニを捕まえる事に虜になった次男に催促され、午後からまた海にでかけました。この時は満潮のタイミングで行ってしまい、まったく捕れませんでした。磯遊びは潮の満ち引きをしっかり調べて行かないとダメなんですね。この歳になって思い知らされました。ただしこの日は捕まえる事以外に海水の調達も目的の1つでしたので2Lペットボトル15本くらい持ち帰りました。
ところで図鑑を見るとカニの飼育は水槽に並々と海水を入れて濾過器とポンプをいれるように説明されています。またカニは脱皮をする生き物で、脱皮の際に仲間に食われてしまうので単体で飼育するように書かれていました。
これまでは捕まえた場所の磯の状態を再現したものにしています。水面の上に岩場で陸をつくってあげていて、実際にそこにカニもヤドカリも陣取ることが多いので、図鑑の説明を見た時は全部水に沈めてしまうのは間違いではないかと思いました。ですので初めのうちは浅い水量でずっと飼っていました。それに単体で飼うなんて冗談じゃないって感じです。まだまだカニだけで20匹以上健在なんですから。一方で水量が少ないため生き物の総数が多いだけにすぐに水質が悪化してしまいます。
こんな感じで水中にいるものより『陸地』にいる子のほうが多いのですよね。
【2週間後くらいー水量アップに変更】
この頃には水量が少ないせいで早く汚れる水の入れ替えが面倒になってきたので水槽いっぱいのたっぷりの海水に濾過機を入れるように飼育方法を変えました。一応陸地に行きたい奴は行けるように素焼きの植木鉢をひっくり返して入れてやりました。
この植木鉢をよじ登る奴はなかなかおらず、たまーに1~2匹登っているくらいですが、陸地がほぼない状態で2~3日様子を見てもカニたちは死ぬこともなかったので図鑑の説明の通りだとわかりました。
【水量アップ後の2日目ー半分淡水投入】
ネットで調べていたら、「磯のカニは別に海水(塩水)じゃなくても淡水で飼える」という説明をみました。今までペットボトルに汲んできた海水で水替えをしていて、けっこう面倒だったので、淡水でいいならメンテナンスがかなり楽になります。ちょっと試してみることにしました。
幸い我が家には井戸があるので井戸水が無尽蔵に使えます。水道水のようにカルキ抜きなんかしなくていいので助かります。海水を半分の高さまで抜き、井戸水を入れもとの水位まで戻しました。ちょうど塩分濃度が半分くらいになった計算です。
【半分淡水化の2日目ー淡水魚ヨシノボリ投入】
塩分濃度が下がったのでもう一つ同時に実験してみました。別の水槽で飼っていた「ヨシノボリ」を一緒に入れてしまおうという実験です。実は以前から川で捕まえたヨシノボリをずっと飼っていました。買ってきた金魚と一緒に飼っていたのですが、金魚は少しずつ死んでしまい、先日最後の1尾が死んでヨシノボリだけになってしまっていました。なんとも花のない水槽でしたのでカニのほうに集約したいと思ったわけです。元気がなくなった金魚は塩水に1~2週間入れてやると元気を取り戻すみたいな生地をネットで見かけ、淡水の魚であっても塩水でいけるってことなわけなので、海水が半分の濃さになっていればいけちゃうんじゃないかと思っての実験です。
【半分淡水化2日目ーさらに半分淡水投入】
半分淡水にして一日様子を見ましたがカニもヤドカリも元気です。ハゼもヨシノボリもみんな対応できたようです(´∀`)
そこでさらに半分水槽の水を捨て、再度いっぱいまで井戸水を入れてみました。一昨日から考えると海水は1/4の濃度になったわけです。
【3/4淡水化1日後、貝類死滅】
実はヤドカリの貝の住み替えように普通の貝もいくつか捕ってきていました。これらは普段あまり動かないので生きているのか死んでいるのか分かりづらいのですが、水替え時によくみると貝の中で白くなって死んでしまっていることに気づきました。
海水が薄まったことに対応できなかったのでしょう。ここのところ毎日水を半分換えていたわけですがカニもヤドカリも死んでいないのに水がやけに生臭いと感じるのはこのためだったのでしょう。
カニとヤドカリは元気です。ヤドカリの貝と死んだ巻貝の貝は見た目同じなので死んだのがヤドカリなのか貝なのか一見判別できないのですが、生き残っている巻貝が1匹もいないので、やはり死んだのは巻貝なのでしょう。
巻貝が死んだままでは水質がすぐ悪化してしまいます。今回は水を淡水に総入れ替えするついでに水槽を掃除してしまおうとカニやヤドカリを他の容器に移そうと際に発見したのです。
カニが交尾していました❤
あっちもこっちもです(☆゚∀゚)
向かい合ってするんですね。
【飼育通算25日目ー妊婦カニ発見】
完全淡水化後まる1日経って、水槽の様子をみると別段弱った個体を見ることなく順調順調とおもっていたら、たまご持ちのカニがいるではないですかw(゚o゚)w オオー!
おなかに卵をいっぱい抱えています。
交尾を見つけたの昨日なんですけど。
そんなに早く結果って出るモノなんでしょうか。
【飼育通算26日目ー妊婦カニを別水槽に分室】
今までさかのぼって書いていましたが、これは今日のことです。
カニの子ってどんな風に羽化するのかよく知らないのですが、この子たちが羽化したら一緒に飼っているハゼやヨシノボリらに食われてしまうんじゃないかとちょっと不安ということで。
妊婦ガニを別水槽に移してやることにしました。
左のちっさいケースに入っているのが妊婦ガニたちです。「たち」としたのは・・・なんと妊婦ガニが6匹もいたんです。そして6匹中4匹は砂の中に潜っていました。
なので妊婦ガニ用の小ケースには潜れるだけの砂も一緒に移してやりました。砂を移すときに見つけたんです。潜っているやつが結構いるってことに。妊婦ガニを移したケースは水量が少なく濾過器も貧弱なのでちょっと心配ですが、これでしばらく様子を見てみます。
カニ・ヤドカリの話題は今日はここまでです。
今日の最後にこの夏次男につかませた生き物シリーズを一気に紹介して今日は終わります。
★トノサマバッタ
★アキアカネ
★ショウリョウバッタ
★シオカラトンボ
★アブラゼミ
カナブン
★カマキリ・・・まだ上手に持てません(。・ω・)ノ゙
7月初旬の頃はもっぱら家のすぐ脇に流れる川でのおたまじゃくし捕りにはまってました。
おたまじゃくしからアマガエルになっていく姿も観察できました。
逃がしてあげましたが、シロスジコガネという虫です。
背中を触ると「キュウ!キュウ!」と大きな音を立てるのが可愛いです。
ザリガニは上手に持つことを覚えてくれました。
さて、今日はここらで終わります。カニの飼育で何か面白い事があったらまた報告します。
私は生き物が小さな頃から好きです。
私自身が年中(4歳)の頃にはすでに保育園の友達にカマキリの捕まえ方をレクチャーしていたほどですからね(*´∇`*)
自分の子供にも生き物にできるだけ触れさせ、生き物を愛でる心を養ってほしいと思います。
虫が苦手という大人もいますが、それは幼少の頃に生き物に触れる機会が少なかったからじゃないのかなと思うのです。そもそも親が虫が苦手だったとかね。我が子にはせっかく周りに自然がいっぱいな環境にいるわけなので捕まえ方や飼い方で知っていることは教えてあげたいし、一緒に飼育を楽しみたいと思います。
余談ですが、虫捕りの王道と言えばクワガタ捕りではないでしょうか。しかし昔はクワガタがたくさん捕れた近所の木々も今では多くは伐採、土地も整理されてしまいました。当時通っていた『カブト・クワガタの穴場』はことごとく失ってしまいました。ザリガニもそうです。近所の川のどこにでもいたような気がするアメリカザリガニでしたが、護岸工事がなされ簡単には見つけられなくなりました。子供と虫捕りをしていると田舎とはいえ土地の整備・開発で虫捕りの環境はけっこう変わってきているなと痛感させられます。
本当はクワガタかなんかを飼育して観察させたかったのですが、見つけられなかったので手軽に捕れた磯の生き物で手を打ったわけです(●´ω`●)
子供の遊び方も変わりましたね。
私の子供の頃は友達同士だけで平気で川で遊んでいました。自転車でけっこう遠くまで出かけました。親はそんな子供をどう思っていたのでしょうか。多少は心配していたのでしょうが言ってみれば「野放し」の状態で遊ばせてくれていました。
私自身が親になってみると水の事故や山の事故のニュースの記憶が脳内に蓄積されているので、子供だけで遊ばせるのは危険という心理がどうしても強く働いてしまいます。
自分がそうさせてもらっていたのに、自分の子供にはさせてあげれない。
少子化が進み過保護化も進んでいるんでしょうね。我が長男の時は友達の家まで車で送る。家の中でゲームする。お迎え行く‥‥。すぐ近くに同年の友達がいないってのもあるのかもしれません。よそ様のお宅ではどうなんでしょうか。
前置きが長くなってしまいました。
さておき、そんなわけで子供が夏休みでいつも家にいますので私が休みの時は何かを捕まえに連れていってやろうと思ったわけです。今年くらいからは4歳の次男が教え時なのかなと思っています。
さて、7月の終わりごろ近場の海に遊びに行きました。海水浴場ではありません。岩場のある浜辺です。海の生き物を捕まえるのが目的です。私はどちらかというと山の子なので海の生き物にはあまり詳しくはないのですが・・・。
こういう時は潮の状態を調べて行かないといけないんですね。でもたまたま行ったタイミングがちょうど干潮の時で磯の生き物の採集には絶好の時でした。
長男がこんなに立派なカニを岩の間からほじくり出しました。
すごくないですか?
私はこんなに大きなカニ捕まえたことがなかったのでびっくりです。
イシガニっていうんでしょうか。連れて帰るつもりでいたらみるみる弱ってしまい飼えるものではないと分かり結局海に帰してあげました。
あとで知りましたが食べるとすっごく美味しいカニらしいですね。釣りをやらないのもあり海産物系の知識に乏しくて(´;ω;`)
他はめぼしいものは捕れなくて、小さなカニがいっぱいとヤドカリたちです。あと網ですくったハゼっぽい小魚を3匹と小さな巻貝系を十数個。
カニは30匹くらいとヤドカリは50匹くらい捕まえたんじゃないでしょうか。
自分の経験上、カニは捕まえてもすぐに死んでしまうという印象があります。明日にはみんな死んでしまうかも知れないな思いながらも一応予備の海の水を汲んで砂も適当に持ち帰ってきました。死んでしまったら死んでしまったで「飼うのが難しい生き物なんだよ」って教えるつもりだったんです。
水は少なめで大きな岩を入れて磯の感じを再現するような環境を心がけました。
捕まえた生き物は全てここに入れておきました。
【1日経過】
ところがなんですよ。翌朝みるとどうでしょう。数匹のカニが死んでいるだけではないですか。捕まえた中では大き目のが何匹か死んで白くなっていましたがほとんどのカニが意外にも元気そうにしています。ほぼ全滅を覚悟していましたんですけどΣ(=゚ω゚=;)
【2日経過】
さらに次の日の朝です。またまた2~3匹死んでるのを見つけ取り除きました。ヤドカリも大き目のが数匹死んでしまいました。死骸がかじられたようになっていました。死んだあと仲間に食べられたようです。死んだカニのせいで水が早く濁ってきたのかも知れませんが何しろ飼っている数が数。水が濁るのがとても早い。毎日変えないといけなさそうなくらいです。一旦砂ごと容器も洗って予備で汲んできた海水に入れ替えしました。海水のストックがすぐになくなってしまいました。
次男はカニを触るのが楽しいようです。
【3日目】
カニの死骸を見つけることがなくなりました。餌をやっていないからでしょうか、ヤドカリがカニに襲われているようです。死んでから食べられたのか、生きているうちにほじくり出されたのかわかりませんが、カニがヤドカリの貝をハサミでほじくっていますし、主のいない貝も散見されることに気が付きました。
餌は何をやったらいいんだろうということで、シラスがよさそうだと思ったのですがあいにく手持ちがなかったので煮干しをやってみました。食いつきはいまいちですが多少は食べてくれました。
【4日目】
飼育は順調です。シラスを買ってきたので与えてみました。ビックリです。入れたとたんワサワサとカニもヤドカリも集まってきました。シラス争奪戦の開催です。米粒ほどの小さいヤドカリですら奪い合いに参加していました。この観察日記にあまり登場していませんでしたがハゼのような魚もシラスを入れた瞬間に食いついてきました。
それにしてもハゼもカニもヤドカリも何故あんなに早く餌とわかるのか不思議です。
さて、この日はカニを捕まえる事に虜になった次男に催促され、午後からまた海にでかけました。この時は満潮のタイミングで行ってしまい、まったく捕れませんでした。磯遊びは潮の満ち引きをしっかり調べて行かないとダメなんですね。この歳になって思い知らされました。ただしこの日は捕まえる事以外に海水の調達も目的の1つでしたので2Lペットボトル15本くらい持ち帰りました。
ところで図鑑を見るとカニの飼育は水槽に並々と海水を入れて濾過器とポンプをいれるように説明されています。またカニは脱皮をする生き物で、脱皮の際に仲間に食われてしまうので単体で飼育するように書かれていました。
これまでは捕まえた場所の磯の状態を再現したものにしています。水面の上に岩場で陸をつくってあげていて、実際にそこにカニもヤドカリも陣取ることが多いので、図鑑の説明を見た時は全部水に沈めてしまうのは間違いではないかと思いました。ですので初めのうちは浅い水量でずっと飼っていました。それに単体で飼うなんて冗談じゃないって感じです。まだまだカニだけで20匹以上健在なんですから。一方で水量が少ないため生き物の総数が多いだけにすぐに水質が悪化してしまいます。
こんな感じで水中にいるものより『陸地』にいる子のほうが多いのですよね。
【2週間後くらいー水量アップに変更】
この頃には水量が少ないせいで早く汚れる水の入れ替えが面倒になってきたので水槽いっぱいのたっぷりの海水に濾過機を入れるように飼育方法を変えました。一応陸地に行きたい奴は行けるように素焼きの植木鉢をひっくり返して入れてやりました。
この植木鉢をよじ登る奴はなかなかおらず、たまーに1~2匹登っているくらいですが、陸地がほぼない状態で2~3日様子を見てもカニたちは死ぬこともなかったので図鑑の説明の通りだとわかりました。
【水量アップ後の2日目ー半分淡水投入】
ネットで調べていたら、「磯のカニは別に海水(塩水)じゃなくても淡水で飼える」という説明をみました。今までペットボトルに汲んできた海水で水替えをしていて、けっこう面倒だったので、淡水でいいならメンテナンスがかなり楽になります。ちょっと試してみることにしました。
幸い我が家には井戸があるので井戸水が無尽蔵に使えます。水道水のようにカルキ抜きなんかしなくていいので助かります。海水を半分の高さまで抜き、井戸水を入れもとの水位まで戻しました。ちょうど塩分濃度が半分くらいになった計算です。
【半分淡水化の2日目ー淡水魚ヨシノボリ投入】
塩分濃度が下がったのでもう一つ同時に実験してみました。別の水槽で飼っていた「ヨシノボリ」を一緒に入れてしまおうという実験です。実は以前から川で捕まえたヨシノボリをずっと飼っていました。買ってきた金魚と一緒に飼っていたのですが、金魚は少しずつ死んでしまい、先日最後の1尾が死んでヨシノボリだけになってしまっていました。なんとも花のない水槽でしたのでカニのほうに集約したいと思ったわけです。元気がなくなった金魚は塩水に1~2週間入れてやると元気を取り戻すみたいな生地をネットで見かけ、淡水の魚であっても塩水でいけるってことなわけなので、海水が半分の濃さになっていればいけちゃうんじゃないかと思っての実験です。
【半分淡水化2日目ーさらに半分淡水投入】
半分淡水にして一日様子を見ましたがカニもヤドカリも元気です。ハゼもヨシノボリもみんな対応できたようです(´∀`)
そこでさらに半分水槽の水を捨て、再度いっぱいまで井戸水を入れてみました。一昨日から考えると海水は1/4の濃度になったわけです。
【3/4淡水化1日後、貝類死滅】
実はヤドカリの貝の住み替えように普通の貝もいくつか捕ってきていました。これらは普段あまり動かないので生きているのか死んでいるのか分かりづらいのですが、水替え時によくみると貝の中で白くなって死んでしまっていることに気づきました。
海水が薄まったことに対応できなかったのでしょう。ここのところ毎日水を半分換えていたわけですがカニもヤドカリも死んでいないのに水がやけに生臭いと感じるのはこのためだったのでしょう。
カニとヤドカリは元気です。ヤドカリの貝と死んだ巻貝の貝は見た目同じなので死んだのがヤドカリなのか貝なのか一見判別できないのですが、生き残っている巻貝が1匹もいないので、やはり死んだのは巻貝なのでしょう。
巻貝が死んだままでは水質がすぐ悪化してしまいます。今回は水を淡水に総入れ替えするついでに水槽を掃除してしまおうとカニやヤドカリを他の容器に移そうと際に発見したのです。
カニが交尾していました❤
あっちもこっちもです(☆゚∀゚)
向かい合ってするんですね。
【飼育通算25日目ー妊婦カニ発見】
完全淡水化後まる1日経って、水槽の様子をみると別段弱った個体を見ることなく順調順調とおもっていたら、たまご持ちのカニがいるではないですかw(゚o゚)w オオー!
おなかに卵をいっぱい抱えています。
交尾を見つけたの昨日なんですけど。
そんなに早く結果って出るモノなんでしょうか。
【飼育通算26日目ー妊婦カニを別水槽に分室】
今までさかのぼって書いていましたが、これは今日のことです。
カニの子ってどんな風に羽化するのかよく知らないのですが、この子たちが羽化したら一緒に飼っているハゼやヨシノボリらに食われてしまうんじゃないかとちょっと不安ということで。
妊婦ガニを別水槽に移してやることにしました。
左のちっさいケースに入っているのが妊婦ガニたちです。「たち」としたのは・・・なんと妊婦ガニが6匹もいたんです。そして6匹中4匹は砂の中に潜っていました。
なので妊婦ガニ用の小ケースには潜れるだけの砂も一緒に移してやりました。砂を移すときに見つけたんです。潜っているやつが結構いるってことに。妊婦ガニを移したケースは水量が少なく濾過器も貧弱なのでちょっと心配ですが、これでしばらく様子を見てみます。
カニ・ヤドカリの話題は今日はここまでです。
今日の最後にこの夏次男につかませた生き物シリーズを一気に紹介して今日は終わります。
★トノサマバッタ
★アキアカネ
★ショウリョウバッタ
★シオカラトンボ
★アブラゼミ
カナブン
★カマキリ・・・まだ上手に持てません(。・ω・)ノ゙
7月初旬の頃はもっぱら家のすぐ脇に流れる川でのおたまじゃくし捕りにはまってました。
おたまじゃくしからアマガエルになっていく姿も観察できました。
逃がしてあげましたが、シロスジコガネという虫です。
背中を触ると「キュウ!キュウ!」と大きな音を立てるのが可愛いです。
ザリガニは上手に持つことを覚えてくれました。
さて、今日はここらで終わります。カニの飼育で何か面白い事があったらまた報告します。