こんにちは、よっちです。

台風24号が日本列島を縦断し私の住む東海地方にも大きな爪痕を残していきました。

幸いにも今回の台風で我が家に物理的な被害はありませんでしたが、台風当日の夜から翌日の昼にかけてエリア一帯が停電し、その際に我が家の屋根に乗っかっている太陽光パネルを自立運転(発電した電力を我が家で使う)に切り替えました。実はその切り替えの際に多少アタフタしてしまいましたので、次回への忘備録として、また、これまで自立運転を経験していない一条の太陽光パネルのある家にすむ方への情報提供として今回の記事をまとめておきたいと思います。

実は我が家が停電したのは2回目。

一条工務店の太陽光システムを採用している家では全量買い取り契約にしていても停電時には自前で使えるように「自立運転」モードにすることができます。専用の「自立コンセント」に電力を供給することができるのです。

我が家は引っ越してきてすぐに近所の電気工事の関係で2時間ほど停電したことがありました。その頃は次男がまだ生まれたばかりで、一条営業さんにやり方を聞き自立運転に切り替えて調乳ポットなどを稼働させたことがありました。ですので今回ももし停電になったら自力運転に切り替えればいいやって軽く思っていました。

さて、先日の台風24号、我が家に近いエリアを通過したのは夜の事。夜11時半くらいにプツリと電気が切れました。外は相当な暴風雨でしたが、i-smartは遮音性が高いので余り恐怖を感じることもなく、子供たちはむしろワクワクしている感じでした。しかし時刻も時刻なので子供たちに早く寝るよう言い聞かせ、停電も明日には回復しているだろうと私も楽観視していました。

ところが翌朝6時頃に目が覚めた時、停電はまだ復旧していなかったのです。

古いマニュアルに翻弄!

太陽光発電するにはまだ明るさが足りないのでもう少し時間が経つのを待ちました。待ちながら、自立運転への切り替えってどうやったんだっけ?とやり方の記憶が飛んでることに気が付きました(;´Д`)

営業さんに電話するのはまだ非常識な時刻だし、停電中で家の中の家電は一切使えない。冷蔵庫にはやく電力を供給したい・・・。とりあえず使えるのはスマホだけ。バッテリーがまだ生きているとなれば、とりあえず検索っと。。


『一条工務店 太陽光発電 自立運転切り替え』で検索。


出てきたコレが迷走する一番の原因だったんですよね・・・(ノ`Д´)ノ

「主な電気・ガス・石油設備の停電時の対応について」としての記載の中に太陽光発電システムについても記載が。

問題は赤いアンダーラインの部分です。
⑳アンダーライン 説明HP647

「パワーコンディショナー本体にある運転切り替えスイッチを操作することで」・・・って。
前回の停電時そんなことしたっけ?


さっそく外にでてパワコンの本体のスイッチを探すことに。
⑲パワーコンディショナー

ないんですけど。

我が家は14kのパネルが乗っていてパワコンが2台あります。外壁に取り付けられたパワコンの周りを上から下から覗いてみましたがそれらしいスイッチはありませせん。蓋が開くのかなと思っても簡単に開けられるような雰囲気もありません。

そうこうしているうちに6時半ころになり、充分な明るさになってきました。

室内に戻りパワコンのコントローラーを見ると

あ、これだ。
BlogPaint


普通、コントローラーから見るんでしょうね。『連系/自立』とそれらしいボタンがあるじゃないですか。

いきなり検索に頼ったせいで遠回りしてしまいました。あとで気が付きましたが、先ほどのネットで見つけたマニュアルは2011年のもの。当時はそうだったのかもしれません。

では、いよいよ自立運転に切り替えようかということで『連系/自立』ボタンをポチっとなと。

・・・・?

・・・・?

何も起こりません。

ま、まさか台風で太陽光パネルが逝かれちゃったのか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

コントローラーの他のボタンをポチポチおしてみると液晶パネルが点灯。停電中なのに電源どっから?太陽光パネルから?疑問はあるものの、さわっていたらこんな表示が。
㉑停電を示すマニュアル写真
写真は一条太陽光システムのマニュアル冊子をひらいたものです。
ようは停電していて電気が来てないですよっていうメッセージです。

マニュアル見ればちゃんとやり方書いてありました。でも停電した中では棚の奥からマニュアル探すのも一苦労でしょうから、この記事を書いているわけです。

そして、『連携/自立』ボタンを押しても変化がなかった理由もマニュアルに書いてありました。
そこも踏まえて、以下から切り替え方法を細かく解説します。


停電時、自立運転への切り替え方


前置き長かったですがいよいよ切り替え方法の説明です。つまづきそうなポイントを踏まえて解説します。下の写真は通常運転中(連系運転:電力会社に売電中)の状態です。(従って緑のランプが2つとも点灯していますが、停電中はどちらも消えています)

実際の停電時は自動的に連系運転が終了しており、液晶画面右上の表示が「連系準備中」になっているはずです。繰り返しですが停電時は緑のランプは点灯していません。
②巣の状態を触ると



『連系/自立』ボタンを押します。5秒以上の長押しが必要です。
ただし、充分な日照があってこそ切り替えが可能になります。暗いうちに設定を変えようと思っても「日照不足により切り替え処理ができません」と表示され以降に進むことができません。
(※この写真ではランプは点灯していますが、実際の停電時は消えています)

BlogPaint



右上の表示が「自立手動停止中」に変わります。
実はこの表現がちょっと分かりにくいので混乱させます。連系を切ったのに自立手動停止中・・・ってのがね。
④連携切ったとこ



『運転/停止』ボタンを押します。
液晶画面右上の運転状態表示欄が「自立準備中」に変わります。
そして、ここで焦ってはいけません。
⑤運転ボタン押したとこ


自立運転モードに変えたはずなのに、発電ゼロって・・・・。え?できてないの?日は照ってるのに。
一瞬そう思ってしまうわけですが、そのまま何もしないでしばらく待ちます。(我が家の場合は10秒ほど)
⑥自立運転開始直後


10秒ほど経つと『連系/自立』ボタンが赤く点灯します。
運転状態表示欄も「自立準備中」→「自立運転中」に変わります。

⑦自立運転開始赤ランプ


さらに待っていると(我が家の場合さらに15秒ほど)、『運転/停止』ボタンも緑に点灯します。
この状態になれば「自立運転用」コンセントに電力が供給されています。
⑧自立運転開始赤緑ランプ


47Wの扇風機を回してみました。弱で回している時と、強で回している時で発電量が変わりました。
コンセント1つから取れる電力は最大で1500Wということですので47Wの扇風機は楽勝で回せるわけですが、強の時の発電量は上の写真で4W、弱にすると下の写真のように2W。何回か切り換えて試しましたが、やはり強弱のモードによって発電量が逆に調整されるようです。
⑨自立運転扇風機弱
発電量を上回る機器を使うとパワーコンディショナーが自動的に発電をやめるとマニュアルに記載されていました。1200Wのドライヤーで実験すると冷風では動いていたものが、熱風にしたとたん切れました。また冷風に戻すと動きました。曇りの天候では1200Wは無理でした。


さて、停電が復旧したら間違いなく、確実に通常時の『連系運転』モードに戻しましょう。自動で戻ってはくれません。

やり方は、先ほどと同様です。

『連系/自立』ボタンを押す。→『運転/停止』ボタンを押す。
運転状態表示欄が「連系運転中」に変わり、2つのランプが両方とも緑に点灯したらOKです。


これが自立運転用コンセントです。
①自立運転コンセント


回した扇風機です。
⑰扇風機

裏面に必要電力が記載されています。47Wです。コンセント1つから取れる電力が1500Wということですので、稼働させたい電気機器のW数の合計が1500以内であれば動かせるということになるわけです。ただし充分な日照が必要ですが。
⑱扇風機47W


さて、私は今回の停電で結局自力だけで運転切り替えができませんでした。コントローラーの切り替えボタンを5秒以上押すことを知らなくてうまくできず、結局一条さんに電話で質問をしてしまいました。営業さんによると、その日の朝から運転切替の質問で電話が鳴りっぱなしだったそうです。

私と同じように一条工務店のホームページを見てパワーコンディショナーの本体周りを丹念にスイッチ探しした人が少なからずいたはずです。切り替えに5秒、運転を押して10秒、これらを全部知っていないと緊急時のことですので慌てることになるでしょう。

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。