今日はやっと手に入ったヴィンテージワックス#ウォルナットを使った時のことをお話しします。
まずヴィンテージワックスの商品特徴を、メーカーホームページに記載されている内容をもとに紹介しますと、
≪用途≫
●家具・工作品など屋内木部。(床を除く)
※ニスなどが塗られていない状態の未塗装木材(白木)に限る。
≪特徴≫
●「えごま」を使用した、環境に優しい植物油ベースのワックス。(トルエン・キシレンは不使用)
●屋内のほとんどの未塗装木材に使用できる。※床全般やニスなどが塗られている木材には使用でない。
●木の持つ自然な素材感を生かしたオイルフィニ ッシュ仕上げ。
●靴墨のようになめらかで塗りやすく、美しく着色・保護する。
●木の呼吸を妨げない。
●塗装時に便利なビニール手袋付き。
※クリヤーは他の色のメンテナンスとしても使える。
≪塗り面積(使用量の目安)≫※一回塗り
※木材の種類によって変わる。
●未塗装木材(吸い込みのよい木材)・・・約16㎡(1㎡当たり約10g)
●すでにオイル塗装してある木材・・・約32㎡(1㎡当たり約5g)
≪乾燥時間≫
●約24時間(20℃)
ヴィンテージワックス写真
さて、待ちに待ったヴィンテージワックスのウォルナットがようやく入荷した日、丸ノコの記事でも紹介したゴミ箱を作成しました。
今回は塗装についてですのでヴィンテージワックスの使用感をお伝えします。
まず、塗り方としてはウェスで丸を描きながら塗るのが良いようです(有吉ゼミで紹介された時ヒロミさんがその様に塗っていました)。塗りやすさはその時の気候(ワックスの温度)によるのかもしれません。よっちがゴミ箱に使った日は昼間でも屋外で気温10℃くらいでした。寒い中の作業でしたのでワックスが固めで塗りにくかったです。ニオイは油性のオイルステインほどではありませんが油臭いです。植物ベースのワックスというわりにはちょっと機械油臭い感じです。
単純な形の作品であれば後塗りでもよかったのかも知れないですが、何か所も組み立てて作る大きくて複雑な構造の作品では先に色を塗らなければいけなかったのかも知れません。板の繋ぎ合わせの隙間にウェスでは塗り切れません。
表面をサンディングで整えてなかったので、細かな凹凸があって、そこにも色が入りにくいです。
そうなるとやはり取扱説明書にあるように歯ブラシなどでゴシゴシ擦りつけるのが最も適切な塗り方なのかもしれません。
ヴィンテージワックスのかっこいい塗り方として、あえてキズをつけたりしてユーズド感を出すなどが紹介されたりしています。よっちの塗り方ではキズに色が入りにくいので、塗り方のほうが悪かったのかも知れません。というか、気温が低く、ワックスが固い状態のまま塗っていったのが良くなかったのかもしれません。
塗りあがりはこんな感じです。ちなみにゴミ箱は前回紹介した時から、フタを二つ折りで開けられるように手を加えました。
色合いもいい感じで仕上がりました。ただしワックスという割にはマットな仕上がりです。一度塗りで終わっていますので、二度塗り、三度塗りでも表情が変わってくるのでしょう。
今回は買ってきたままの、なにも表面を整えていないSPF材に使いました。次に紹介する時はきっちりとサンディングしたものに使った使用感をレビューできたらと思います。
今日はここまでで。
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