こんにちは、よっちです。
建替えにあたり、よっちは旧自宅の暮らしの経験と、周辺の新築の家々の観察から、様々なことを学んだわけですが、今回は家が建つスピードで思ったことです。
よっちの立ち退くことになった区画整理は、周辺地域で200軒くらいが引っかかるという広範囲のものであったことと、よっちの立ち退きの順番は最後のほうになったため、続々と建てられていく各ハウスメーカーの家々が観察し放題でした。
最近の家はビックリするくらい建つのが早いメーカーがあります。鉄骨系メーカーに多い特徴だと思います。
工場でパーツパーツを生産し、ユニットとして現場に運び、一日くらいで組み立てちゃう。
犬の散歩がてらに気の赴くまま新築現場を観察していると、あれ?ついこの前は基礎のままだったけど、という光景を何回か見ました。
区画整理の立ち退きの場合、元々いびつな形だった敷地の形が、比較的キレイな四角に再編されるわけですが、造成が終わるまで、元の場所に家を建てられないわけです。仮換地として近くの場所を設定されることもあるわけですが、代々住んでいた場所を移りたく無い人も多いのではないでしょうか。
その場合、家が建つまでの間、持って出る家財道具もろともどこかに一定期間仮住まいが必要になります。建築スピードが早ければ仮住まい期間が短く済むわけですのでコスト軽減につながります。そういう意味でメリットを感じます。
もう一つ。家の建設にはやはり長期間かかかります。天候の悪い日も当然あります。スピーディーに屋根、外壁が組み立てられれば建築途中の建材が雨ざらしになる期間を少なくできます。ここも見逃せないメリットだと思います。
木造メーカーもユニット組み立てタイプで工期の短縮を図っているところもあります(例えばi-smart)ので鉄骨系に限ったことではないのですが、地元工務店では真似できないスピードなんじゃないでしょうか。
i-smartの骨格は工場生産されたパネルをトラックで運んできて、現地で組み立てます。
一日でガンガン組みあがっていきます。
棟上げは一気に進みますが、その後の多くは棟梁一人か、もしくは二人くらいでコツコツ内装を進めているのが一般的なようです。外観があっという間にできる割にはその後の進行が遅いという印象です。旧よっち邸も、新よっち邸も棟上げ後は棟梁が一人でコツコツとこもって作業しておられました。旧よっち邸の周辺の家々も、養生の幕を張られてしまうので中の様子はあまり見えないのですが、同じような感じなんだと思います。
今日はこれまでです。