こんにちは、よっちです。

一条工務店といえば「全館床暖房」が代名詞のようなものです「高気密高断熱」も有名です。

でも高気密高断熱は他のハウスメーカーさんも軒並み声をそろえて主張されていますので、やはり代名詞は全館床暖房じゃないでしょうか。


さて、全館床暖房のインパクトがあまりにも強いので、『一条工務店は冬には強そうだけど、夏はどうなのよ?』って思う方も多くいると思います。今日はそんな疑問に応えれたらいいなと思います。


このブログを見てくれている方の中には「28℃って涼しいか?」って思われる方がいるかもしれません。

感じ方は人によって多少の好みや感覚のズレがあるかもしれませんので、決して押し付けるわけではないのですが28℃って涼しい温度ですよって思うのです。体温より8℃も低い温度なのですから。入ったお風呂が36℃くらいまで冷めてたら、ぬるくて仕方ないですよね。それが28℃だったらどうですか?涼しいというかむしろ寒いというか。体温が体外に移動するため寒く感じます。水中ほどじゃないにしろ、室内においても風があれば充分涼しく快適な温度なのです。


よっち宅はエアコンを思う存分使います。生後1ヶ月児、2歳児のおチビがいますので、へんに電気代をケチって子供らにあせもや皮膚炎を作らせたくありません。それにエアコンを使ってもi-smartでは電気代があまりかからないことも確認しています。



28℃設定って、ふつう職場とかでは「暑いけど省エネのため28℃設定で我慢してください」っていう設定温度ではないでしょうか?せめて26℃設定くらいにしたいよね~とかの思いもあるのではないでしょうか。少なくともよっちの経験した職場ではそうでした。

普通の住宅・職場などの室内環境では断熱性が足らないため、エアコンで冷やす一方で、どんどん外から熱が入ってくる状態です。極端な例でいうなら、同じ部屋で片側で冷房を入れ、もう片側でストーブを焚く状態です。そのため冷やしても冷やしてもすぐに暑くなってくる。28℃設定くらいでは入ってくる熱に相殺されて涼しい温度まで下がらない・・・・ということだと思うのです。

その感覚のせいで「28℃は涼しい温度じゃない」という認識が身についてしまっているのではないでしょうか。

ところがi-smartでは気密断熱がすごいので28℃設定だとそのまま28℃に下がってしまうか、さらに下まで下がってしまうようなのです。


写真をご覧ください。
設定温度は28℃でも、エアコンの吹き出し口の真ん前に温度計を充てると25℃を表示しました。

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室温を28℃まで下げるために出てくる冷風は25℃ということになります。外から熱がほとんど入ってこないi-smartはほぼ一方的に冷やされるだけですので28℃設定であっても冷えすぎてしまうことがあるのだと思います。そのため前回話しましたように設定を29℃まで上げることになるのだと思うのです。

設定温度が28℃ですとエアコンは全然パワーを使わないようで、電気代もあまりかからないようです。
i-smartに住み始めた1年目の夏、電気代を浮かしたいという思いで、エアコン使用をケチっていました。外が涼しいうちは極力網戸にして外の風を入れていました。夜や早朝はそういった空気の入れ替えを極力行っていました。そして2年目は反対に窓を開けた空気の入れ替えはめんどくさくなって、完全にエアコンに頼りました。家にいる時、寝るときはほとんどつけっぱなしです。参考までにやはり28℃設定です。併用で扇風機を使います。

ところが1年目と2年目の夏場の電気代がほとんど変わらなかったのです。方やケチケチ、方やつけっぱなしでです。

これは設定温度が28℃と高いことと、冷えた空気が外に逃げない気密性・断熱性、室温をキープしたまま新鮮な空気に換気してくれるロスガードの連携がなせる業、i-smartの性能の高さの証明だと思うのです。

気密性・断熱性の高さからくる暮らしやすさ、光熱費の安さは、ロスガードなしでも実現できません。ロスガードとは主要な部屋の空気を2時間に1回入れ替えるスピードで換気し、その時冷えた空気(冬場なら温めた空気)の温度は家に残したまま、空気だけを新鮮な外気と入れ替える換気システムの事です。

このロスガードもすごい機械です。とかくよっちはロスガードが気に入っています。ロスガードについてはまた後日詳しく紹介したいと思います。


今日はこのへんで。